芸能鑑賞日誌 |
2005年〜2006年
ここでは私達が鑑賞した映画、舞台等についてまったく個人的な感想を載 せていきます。ご意見、ご感想がありましたら掲示板へお願いいたします。 1999年の日誌 2000年の日誌 2001年の日誌 2002年の日誌 2003〜2004年日誌 |
芸能鑑賞の新しいリンク 200/7/19(と) このコーナーは、かなり滞っております。もう削除しても良いくらいですが一応残しておきます。 あまり生で芸能を見る機会も少ないのですが、林檎亭々主の鑑賞日記のようなモノはブログに書いてありますのでこちらをご覧下さい。林檎亭家内が書いたときはこちらに載せますが、なかなか忙しくて書けないようです。 |
花よりもなお ムービックス伊勢崎 (の) 6/11 雨が降ったので突然映画に行くことになった。宮沢りえと岡田准一が主演なので見たいと思っていた。ほかのキャラクターもそれぞれ良かった。古田新太や上島竜平。加瀬亮が首にずっと手拭いを巻いているので刀傷があるのかなと思ったらやはり親に殺されかけたということだった。何年経ってもきっとそこから一歩も踏み出せないでいたのに、「親に殺されかけたのはあんた一人じゃない。」という幼なじみの台詞があの時代だから全くリアルで。きっと親が病気にでもなれば女の子なら売られちゃう時代だったんだよな。 木村祐一の台詞で「花がきれいに散るのは来年又咲くことができると知っているからだ。」というのがあった。来年のことがわからない人間だからこの刹那をできることを目一杯生きなくちゃあならないわけで。お父さんの遺言とか、時代が一緒に進む赤穂浪士の話とかなんかしみじみしちゃいました。 |
この胸いっぱいの愛を DVD (の) この映画のタイトルがもう少しあたりが良かったら見に行ったかもしれなかった。貴泰はひとりで映画館で見てまわりじゅうがカップルで大変だったらしい。時間を遡ってしまうという設定は最近多いがなかなか秀逸だと思った。 こういう話だとは思っていなかったので驚いたし、なかなか考えさせられた。死ぬとわかっていながらなぜ人間は生きるのか。チンピラで自分が生まれたときに死んでしまった母親に始めて遭うことができた青年は、今まさに自分を身ごもっている母親に産むなと言う。産んでもどうせチンピラにしかならないからと。話を知らない人に申し訳ないのでこれ以上書けないけどテーマはなかなか大きい。 |
喜劇キュリー夫人 青年座 沼田演劇をみる会 2006/3/5 まずは高い志を持つこと。それに向かって具体的な努力をすること。周りの評価に流されないこと。寝食を忘れて働くこと。見終わって残ったのは自分との対比。作品では台詞で出てきただけだったが、後にキュリー夫人となったマリーはパリで勉強をすることを夢見てポーランドでベビーシッターなどをしながら学費を貯めていた。そうして訪れた機会を逃さずにパリに来てピエールの研究室で働き始めた。また、芝居の後日談として夫妻の長女もまたノーベル賞を受けるまでの化学者になったこと、次女がユニセフの創立に係わっていることなどが紹介されて興味深かった。 演劇をみる会には黒柳徹子は何回も来ている。「ニノチカ」、「幸せの背比べ」など。いつも年齢を感じさせない舞台に驚くばかりだ。主人は黒柳徹子は誰を演じても黒柳徹子だというけど。 キュリー夫人についてはほとんど知らなかったので始まる前に機関誌「出逢い」の紹介を読んだ。詳細に書いてあったし、特に思い入れのある会員が文を寄せていたので良かった。研究室で繰り広げられる出会いと別れ、再会。純粋に科学の進歩のためにあらゆる金儲けの機会を棒に振る夫妻。儲けや名誉だけを追い求める周りの人たち。その対照が笑える。どこが喜劇なんだと言う人もあるが。 そろそろ芝居も楽しめるようになってきた。 今年はいろいろ観たいものだ。 |
「ハリーポッターと炎のゴブレット」「オールウェイズ・三丁目の夕日」 2005/12/4(の)こうしてみると今年は全く映画に行かなかったことがわかる。まあ受験生に遠慮してというところと仕事が忙しいのと、役を持っているのでその仕事で百姓を休むので純粋に自分の遊びはできないわけだ。それでやっとハリーポッターに行って来た。貴泰と二人でいったが着いたところから別行動。私も合間にセルフの洗車をしたりしてなかなか有意義だった。だいたい軽四で伊勢崎まで高速で行ったのが驚きだ。渋川までのつもりで乗ったが風もなく交通量も少なく、そのまま行かないと遅れそうだったこともあって、北関東道まで走ってしまった。おかげで予定通りに二本見て7時前に沼田で耕介と合流できた。
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映画「パッチギ」 井筒和幸監督 シネマテーク高崎 2005/4/27(の) どうしてもこれを観たいと思ったのはいつも聞いている土曜のラジオに監督がでて「これを構想はじめたとき「ゲロッパ」を撮っていたけど和製J.B.なんて言ってる場合じゃあないと思った。」と話しているのを聞いたから。今、この時代にどうしてもこれを造らなくてはと思った監督がいるならどうしてもこれを観なくてはと思う、一人の観客でありたいと思った。
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感想準備中 1月狂言 3月映画「誰も知らない」 3月こまつ座「圓生と志ん生」 |
第52回葡萄屋寄席 高崎シティーギャラリー 2005/1/11(と) 出演 立川千弗 「弥次郎」 立川談之助 漫談 懐かしのスーパーヒーロー 三遊亭圓弥 「掛け取り」 踊り「芸者さんの一日」 中入り 立川談志 ジョーク 「落語チャンチャカチャン」「風呂敷」 カーテンコール「泣き芸の解説」「小さんと三木助」 談之助さんのスーパーヒーローは、久しぶり、以前よりパワーアップ。 圓弥師匠も懐かしかった。丁寧な落語でありました 談志師匠は幾分元気が無いのかと感じたのですが、徐々に力が入ってきました。 風呂敷のおかみさんはどんな人だろう。 噺の前後の漫談は、確かに難しい所がある。だから面白い。 聞いたすぐ後は、もっといろいろ考えたのだがパソコンに向かうと書けなくなってしまった。 これしかかけないのは、チト恥ずかしい。それでもファンかと自らツッコミを入れる。 最初から思い出して、また楽しみを反芻してみることにします。 |
映画『ターミナル』ムービィクス伊勢崎 2005/1/6(と) 夫婦のうちどちらか50歳を過ぎると二人で2000円で映画が見られるという割引を初めて使いました。これは安い。スピルバーグ監督のヒューマンコメディーと言うような作品で、でてくる人はみんないい人だった。トムハンクス演じるロシア系主人公が惚れた女性(キャサリン・セダ・ジョーンズつう女優)の恋人のみが引っ掛かりました。予告編で内容を想像してしまったのは間違いでした。2時間が2分や3分に縮まるはずがない。出来上がりは、いいといえばいいし、不満と言えば不満。そんな映画でもありました。 場面は全て空港内乗り換えロビー。解き放たれてニューヨークの冬の町に主人公が出ていく。その時に、観客の自分自身も一緒に町にでていけるかどうかでこの映画の評価が分かれる。 一言でまとめると小さな缶、夢、父親、ジャズなどの小道具を上手ーく配した、心温まる楽しい映画でした。 |
新春TV・お笑い20時間 2005/1/6(と) 暮れ正月とほぼ20時間のお笑いを見た。漫才、コントが中心だった。よく見たものだと思う。かなりの好き者だと思う。俺が解説、評論をすると子供は解説はいらない。評論家ではないと抜かす。M1優勝のアンタッチャブルは面白いし、かなりの芸だと思う。つい最近まで、ツッコミの柴田をバカ褒めしていたけれど、少しうるさいなと今年は思った。またこういう芸人が寄席に出ればなー、客を一杯連れてくるのに…。 NHKの東西寄席中継でも、東京の鈴本と末広は、普段寄席にでていない芸人が半分はでていた。司会の爆笑問題だって寄席にはでない。完全に落語はお笑いブームから取り残されている。それはそれでいいのだけれど、その2つの寄席でトリを勤めた、圓蔵「猫と金魚」と小遊三「堀之内」は正直いって面白くなかった。今の時代、西の吉本のお笑い芸人に対抗できるのは、小朝くらいかナーと思う。圓丈でもいいかもしれない。昇太でもいい。昇太は司会でなく、高座を努めるべきです。その方がはるかに面白い番組になったはず。今テレビで落語を一席伺うというのはむりなんだろろうなーと思う。NHKは作り方が下手だと思う。これがNHKの特徴なんですが、ついそう思ってしまうのです。技術的にはどうなんだか知らないけど、鈴本と末広は、画面が暗かった。陰が相当強くでていた。 今年の漫才で一番良かったのは「ポイズン・ガール・バンド」と言う、東京吉本に所属する漫才だった。静かに淡々と語る、優しい漫才とでもいいましょうか。将来の「いとしこいし」見たいな…。それよりもっと静かでゆっくりです。関西の「リアルキッズ」も静かだという印象だったけれど、久しぶりに聞いたら、だいぶテンポも速く賑やかでした。「ポイズン・ガール・バンド」今風にいえば癒し系と言えるかもしれない。「おぎやはぎより」もっと自然に語るゆっくり漫才でした。 二年前の感想を見ると漫才コントなどのお笑い界の将来は明るいと書いてありました。今のお笑いブームが予見できたのだと思います。 「POISON GIRL BAND」 ポイズンガールバンド 吉本興業(東京)所属。2000年結成。 阿部智則?(あべとものり) 1979年8月29日生 吉田大吾?(よしだだいご) 1979年4月4日生 東京NSC出身。 2004年第4回M-1グランプリ決勝6位。 |
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