片品林檎亭たより13号
インターネット版
2001/3/15発行
やっとたより13号が完成、内容は大したことなかった。
そのうちにだんだんいいものが…。背景だけはきれいだっぺ。
ま、読んでみてくだい。
ご意見がありましたら常設掲示板へ
お願いいたします。
祝 わが家のホームページは22ヶ月で6万カウント達成。
ご挨拶
昨年は片品林檎亭をご利用頂きまして、まことにありがとうございました。
いくつか失敗もありましましたが、なんとか無事に一年を終わることが出来ました。
今年もよろしくお願い致します。美味いもろこしとりんごを力を入れて栽培していきます。
皆様には年賀状を頂いたり、いろいろと気を使っていただきましたが、
返信などもさしあげず無礼を致しております。たよりの発行が一ヶ月遅れてしまいました。
経費節約のため、便りもパソコンをお使いの方には、インターネット版をお出ししています。
新たにお使いになられた方はご連絡下さい。
りんごオーナー会員募集 限定100人
詳しくはここをご覧下さい。
リンゴ狩りプレゼント企画当選者
応募総数230枚(本当に少ないのです。)
特等 オーナー制リンゴの木荒川区 宮崎充雄様
1等賞りんご「ふじぐんま名月」詰め合わせ5キロ箱
川越市泉野隆司様 小山市荒川佳子様 春日部市明日良子様 桶川市高橋豊子様
市川市岩田泰治様
2等賞 とうもろこし5s1箱 大和市小柳隆様 千葉市堀川幸代様 桶川市渡壁輝美様
下妻市石川泰宏様 栃木市池沢ミイ子様 3等ファミリーリンゴ狩り無料券
荒川区伊藤武子様 川崎市風間周平様 太田市矢島貞夫様 多野郡新町小野幸枝様
鴻巣市金子あつ子様 りんご発送済み。あとは8月までにご連絡、発送致します。
こんなおばさんになりたいな
星野典子
昨年の失敗の原因を考えてみるとどうも忙しさから来る不注意が一番にあげられる。
あとで確認しようと思いながらそのまま発送してしまった、というのがその最たるもの。
去年の秋にうちも宅配伝票用のプリンターを購入した。これでだいぶ省力化が図られる。
失敗を怖れずに仕事をしたいと思う。
パソコンといえば思い出すのが、P・コーンウェルの「検死官」シリーズ。
第一作で主人公ケイの姪、ルーシーがおばさんを驚かそうとパソコンを初期化し
てしまうところがある。彼女はパソコンの天才でもちろん全部バックアップがとってあったのだが。
それを読んだ頃は自分がこんなに身近にパソコンを使うようになるとは思わなかった。
今はたくさんのお客様に便りを送るのもパソコンが頼り。そのルーシーは
最新作ではFBIもTAFも卒業してネットの検索エンジンを売ったお金で億万長者になっている。
ケイは彼女にクリスマスの料理の買い物のリストに生のオレガノとバジル、
パセリを付け足すように言う。いずれも夏の私のハーブ畑で勢い良く茂っているものだ。
ここにもひとりハーブ愛好家がいたかと気をよくした。今年はもっと、料理のハーブ、
サラダの花を作りたい。
またなんとか直売にも慣れた今年の目標は「こんな林檎の売店があったら行きたいな」
と自分で思うような店にすること、「こんなおばさんがいたらいいな」と思うような
おばさんになること。春のりんご園もなかなかきれいです。まだ店は営業してませんが
お近くにお出での際はお立ち寄り下さい。
片品の春と夏
片品の春は水芭蕉の開花から始まります。ハウス栽培の水芭蕉は4月の初めから、
そして越本地区の水芭蕉の森が4月下旬
少し遅れて大清水の小湿原、さらに少し遅れて花咲湿原、6月の初めには尾瀬が見頃です。
リンゴの花は、沼田市近郊では5月の初め、わが林檎亭では5月の20日頃がきれいです。
タイトル横のような白い可憐な花が見られます。お弁当でも持って遊びにでかけてください。
武尊山(ほたか)の中腹に、武尊牧場があります。ここのレンゲつつじの群落は見事です。
6月20日頃が見頃だと思います。ここから少し登るとブナの林がありますし、
のんびり過ごすのにはもってこいです。
次男貴泰の言葉
もし休日に林檎亭に来て僕がいたら、コナンのパラパラを踊ってみせるかも知れません。
ほぉっほぉほぉ。
次の14号とうもろこしの宣伝版は7月に発行します。
それをご覧の上ご注文をよろしくお願い致します。
ガンバルってどんなこと
まじめに考えてみました 星野時夫
広辞苑の第五版パソコン用を買った。定価13800円。写真と音も入っている。
ベートーベンを引くとその作品が何曲か聴ける仕組みになっている。これは便利だ。
そこで久しぶりに辞書を引いた。一所懸命、まじめ、本気、精一杯、頑張とか、
力一杯、死ぬ気でなどという、決意に満ちた言葉を。
「一所懸命」−物事を命がけですること。必死。「試験を控え−に勉強する。」。
「頑張」−は当て字。「我に張る」の転
我が意を張り通す。 どこまでも忍耐をして努力する。「成功するまで−る」とある。
自分の職業、あるいは好きな事を通じて日本を見ると、なにかおかしい、
どこか間違っているのはわかる。このテーマだと難しくなりすぎるので、
ごく身近な話題、
村のことで考えていくと全てがはっきり見えてくる。
片品で、村を良くするために一所懸命頑張っている人はごく少ない。
私の周りも、議会も、
村にもいないのではないか。みんな普通、あるいは
普通以下にやっている。これが時代なんだから
これでいいのかもしれないが。
現在の片品の状況を考えれば本当に一所懸命頑張る時期が来た。
村会議員や、村の課長(国で言えば大臣と事務次官が一緒になった役職)
などオレ達には
出来ないから、つい大きな期待を持ってしまう。
しかし議員が頑張るのは当選するまでという感じだし、
職員はあきらめている。とにかく選挙の盛り上がりだけは凄い。
もし一所懸命頑張っている人がいたら教えて欲しい、
わがHP「頑張る人々」と言うコーナーで紹介させて頂きたい。住民の間にいくつか
建設的な意見を持ち、
行動を始めたグループを知っているが、まだ波やうねりになるまでに
至っていない。でもこの人達が片品を
変えていく事に期待している。この現状は良く言えば、
みんな力を残している。悪く言えば、
片品の、あるいは日本の限界なんだろう。
こんな状態を談志師匠は「地球も最後(おわり)」と言っているのだと思う。
こう書くと「じゃぁお前はどうなんだ」と言われる。そう、そこです。
私は、農産物のネット販売を試験的に
取り入れてみました。そしていま考えていることは、
具体的に自分の経営を含め、農業が現在
どうなっているかをつかみ、どうすれば、
収入を増やし、先行き安定した経営が続けられるかを考えています。
肉体労働はずいぶん頑張ったのですが、もうそれでは追いつきません。考えること、
頭で頑張らないと先は開けないのが現実です。頭脳労働で頑張るベエ。
そしてアクションを起こさないと。
それと村のこと、いろいろ思うけど、行動を起こすまでに至っていない。
この解決は、
いろいろ細かな意見の違いで、他の人と一緒に
歩めないのが現状だが、
大きな所で合意して、一緒にやれる仲間を作れれば
片品を変えられると信じている。
体調不良が長い、健康と相談しながら、
このガンバリを私だけでなく周りも巻き込んでやって行きたい。
「みんな何か一つ、頑張ってやってんべーじゃねーかい」と。
了
(これを書いた後、村人のリーダー適役割の役場職員さんの
やる気増大作戦を考えた。
いつかHPで提案しよう。)
次号のご案内
やっと便りが完成しました。なかなか思うようには出来ず難儀致しました。
7月にはもろこしの宣伝版を出します。そこは力が入ります。どうしてももろこしを
売らなければいけないからです。それまではいい農産物を育てるために
頑張ります。7月のもろこし宣伝版をお楽しみに。